ロタウイルスによる胃腸炎を予防するワクチンです。ロタウイルスによる感染性胃腸炎は、主に生後3~24ヵ月、特に生後7~15ヵ月の乳幼児におこります。突然の嘔吐に続き、白っぽい水のような下痢をおこします。脱水が強い場合には入院が必要となることもあります。 このワクチンの接種によりロタウイルスに対する抗体ができ、ロタウイルスによる胃腸炎の重症化を防ぐことができます。ただし、ロタウイルス以外のウイルスによる胃腸炎を予防することはできません。

【対象者】
●1価(ロタリックス)
対象年齢:生後6週~24週
標準的な接種期間:初回接種は生後2か月~14週6日まで
●5価(ロタテック)
対象年齢:生後6週~32週
標準的な接種期間:初回接種は生後2か月~14週6日まで

【接種回数・間隔】
●1価(ロタリックス)
全2回 27日以上の間隔
●5価(ロタテック)
全3回 27日以上の間隔

※どちらかのワクチンを選択し、1回目と同じワクチンで接種を完了する。