Hib(ヒブ=インフルエンザ菌b型)による感染症を予防するワクチンです。Hib(ヒブ)は、ヒトからヒトに飛沫感染する感染症です。感染すると中耳炎や肺炎をおこすことがあり、まれに脳を包む髄膜やのどの奥などに炎症を起こします。細菌性髄膜炎は、亡くなったり、脳に後遺症が残ることがあります。このワクチンの接種によりHib(ヒブ)に対する抗体ができ、かかりにくくなります。

【対象者】
対象年齢:生後2か月か5歳の誕生日の前日まで
標準的な接種期間:初回接種は生後2か月~7か月になる前日まで

【接種回数・間隔】
初回3回
 27日(医師が認める場合は20日)以上の間隔<標準的には27~56日までの間隔>
追加1回
 初回終了後7か月以上<標準的には7~13か月までの間隔>
※開始が生後7か月~1歳の誕生日前日の場合は初回1回、追加1回
※開始が1歳~5歳の誕生日前日の場合は1回
※初回2回目及び3回目の接種は1歳の誕生日前日までに行うこととし、それを超えた場合は行わないこと。この場合の追加接種は初回接種の最後の接種後27日(医師が認めた場合は20日)以上の間隔をおいて1回行う。

【通知・予診票】
新生児訪問等でお渡しします。